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タクシー業界の現状とは?

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大阪のタクシー業界の現状はコロナウイルスからの大打撃などによりタクシードライバーの数や売上が大幅に激減しています。今回は大阪のタクシー業界の現状について紹介します。

目次

大阪のタクシー業界の現状は以下の通りです。

大阪のタクシードライバーの数

全国タクシー・ハイヤー連合会の2021年3月の統計によると、大阪のタクシードライバー数は19,909人であり、その内女性は433人でした。

参照:全国タクシー・ハイヤー連合会「女性乗務員採用状況調査結果(令和3年)」より (http://www.taxi-japan.or.jp/pdf/toukei_chousa/jyoseijyoumuinr3.pdf)

大阪のタクシー業界にもたらしたコロナの影響

新型コロナウイルスの影響はタクシー業界に打撃を与えています。全国タクシー・ハイヤー連合会の2020年3月の統計によると、大阪のタクシードライバー年間推計額前年比は-12.7%、全国で-16.2%となっています。

参照:全国タクシー・ハイヤー連合会「第1表 タクシ-運転者の賃金・労働時間(令和2年」より(http://www.taxi-japan.or.jp/pdf/toukei_chousa/tinginR2.pdf)

特にタクシードライバーは歩合給が基本なので、大幅な売り上げ減が生活を圧迫し、都内ですら1日3万円以下の水準に落ち込んだ時期もありました。

しかし、コロナの影響を受けてフードデリバリーやお買い物代行など、新生活様式に合ったサービスで運行を続けているタクシー会社は、コロナ禍でも積極的に採用を行っています。

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ドライバーの高齢化、若手の人材不足

タクシードライバーは年齢関係なくできる仕事なので、ドライバーの高齢化が進んでいます。

全国タクシー・ハイヤー連合会の2021年3月の統計によると、大阪のタクシードライバー数が最も多かった年齢層は、70歳以上75歳未満(4,355人)、女性は55歳以上60歳未満(85人)であり、新卒の採用人数は17人でした。

参照:全国タクシー・ハイヤー連合会「労働関連」より(http://www.taxi-japan.or.jp/content/?p=article&c=575&a=15)

しかし、大阪のタクシー会社の中には、乗り合いタクシーや新型コロナワクチンの輸送にタクシーを活用するなど新サービスを考え、コロナ禍でも積極的に採用を行なっている所もあります。

配車アプリや個人ドライバーの増加

近年様々なサービスが生み出され、個人ドライバーが増加しています。

  • 配車アプリ:スマホアプリでタクシーを指定場所へ呼び出し、ネット決済が可能なので目的地に到着したらすぐに降車可能
  • ライドシェア:個人ドライバーを検索して待ち合わせ場所に行き、相乗りをする

どちらも非常に手軽で便利なので、今後増々増加し、規模が拡大していくのではないでしょうか。

ただし、一般登録の個人ドライバーがその時々の乗車ニーズに応じるため、個人間でトラブルになる可能性はないと言い切れません。なので、身元の確かなドライバーの方が安心する人は認証を受けたタクシー会社を利用する方がいいのかもしれません。

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